歯みがき粉の研磨剤と発泡剤
こんにちは。たけべ歯科スタッフです。
週末はすっかり暖かく…と言うより、暑かったですね🌞🌞
前回は「歯みがきペーストには発泡剤と研磨剤が含まれている」ということをお伝えしましたが、発泡剤と研磨剤にはメリット・デメリットがあります。
「発泡剤」
◎ より早く・隅々まで歯みがき剤の薬用成分が行き渡る
△ 泡立つことで、磨きづらかったり満足感を得られてしまい、磨く時間が短くなって磨き残しが増える可能性がある
「研磨剤」
◎ 汚れや着色を落とす
△ 粒子で歯の表面や歯ぐきを傷付けてしまう恐れがある
発泡剤で口の中が泡だらけになって磨きにくかったり、ミントですっきりした感じがするからぱぱっと磨くだけ!ということはありませんか?
泡に惑わされずに磨く習慣ができているか、一度意識してながら歯みがきをしてみるといいですね🪥
また、研磨剤は歯の表面の汚れを落ちやすくする一方で、多用するとエナメル質まで削って歯を傷付けてしまう恐れもあるのですが、最近は研磨剤の少ないタイプの歯みがきペーストも出ています。
↑たけべ歯科でも販売している子供向け歯みがきペースト ” チェックアップ ” の裏側です。
緑色で印をつけた部分に『低研磨性で歯や歯肉にやさしい』、成分に『清掃剤』と書かれています。
※研磨剤は「清掃剤」と記載されていることも多いです。
お子さまや知覚過敏がある方、研磨剤が心配な方は、パッケージに注目して選んでみてくださいね♪