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歯ブラシの歴史④ ~70年前の歯ブラシの値段は?~

こんにちは。たけべ歯科スタッフです!
今日は久しぶりに『歯ブラシの歴史』シリーズです。
今回は、戦後を見ていきましょう🪥

 

※ここまでの話は下記をご覧ください

  1. 歯ブラシの歴史① ~日本の歯ブラシのルーツ~
  2. 歯ブラシの歴史② ~歯の手入れを広めたのはお釈迦さま~
  3. 歯ブラシの歴史③ ~日本の歯ブラシ第1号~

 

戦後になると素材の開発が進んで、1950年(昭和25年)ごろには、大量生産が可能な樹脂の柄とナイロン毛の歯ブラシが出回るようになりました。牛骨の柄・豚毛のブラシから現在のような形状になったのは、まだ70年ほどです!

 

1959(昭和34)年に発売された「ライオン歯刷子・ナイロン1号」は1本100円。
100円の価値がどのくらいなのか、当時の物価を調べてみました。

 

  • 大卒公務員の初任給10000円
  • かけそば35円
  • 喫茶店のコーヒー60円

 

ですので、大量生産といえども消耗品としてはまだ高級品ですね。

 

歯の大切さが知られて開発が進み、歯ブラシが身近になったことで生活の質が向上してきました。
今では様々な種類のブラシや柄がありますが、まだまだ進化し続けています。
これからも楽しみですね🌈

 

 

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