歯ブラシの歴史③ ~日本の歯ブラシ第1号~
こんにちは。たけべ歯科スタッフです。
久しぶりの雨で、花粉症の方は一息つけそうですね。
さて、今日は『 日本にはいつから歯ブラシがあるの? 』がテーマです🪥
日本で初めて「 歯ブラシ 」と名前の付いた商品が販売されたのは、 1914年(大正3年)、小林商店(現在のライオン株式会社の前身)の「 萬歳歯刷子 (ばんざいはぶらし) 」が第1号です!!
これ以降に発売される製品は「 歯ブラシ 」という名前が使われるようになったそうです。
※明治時代に歯ブラシのようなものがありましたが、それまで楊枝が流行っていた名残から「 楊枝 」と呼ばれていたり、「 歯ブラシ 」という名前で博覧会に出品した会社があったのですが、なぜか販売はしなかったようです
「 萬歳歯刷子 」は、柄は牛骨、ブラシ部分は豚毛でできていました。熱湯消毒ができるように熱に強いものを使用したと言われていますが、この素材なのでとても高価でした。
戦時中は牛骨が不足して合成樹脂やセルロイドになったものの、それも不足して木を使用した時期もあります。
現在のような形状にたどり着くまで、まだかかります。
長くなりそうなので、続きはまた次回!