歯ブラシの歴史① ~日本の歯ブラシのルーツ~
こんにちは。たけべ歯科スタッフです。
友人に「歯ブラシっていつからあるの?」と聞かれ、残念ながらしっかりと答えられなかったので、歯ブラシの歴史について調べてみました。
なかなか興味深い内容だったので、何回かに分けてご紹介できたらと思っています🪥
日本の歯ブラシは、インドの「 歯木(しぼく) 」がルーツと言われ、6世紀の仏教の伝来とともに伝わりました。
「 歯木 」とは
紀元前5世紀ごろ、お釈迦さまの弟子たちが身を清める儀式に使っていた小枝です。
むし歯抑制作用がある木が使われ、噛むことで口の中をきれいにしたり、先を石で叩くか噛んでほぐして、その部分で歯を磨いたそうです。木の歯ブラシですね。
「 ニーム 」という木がよく使われたそうです。
ニームには殺菌作用や消炎作用があり、糖尿病や皮膚病などにも効く万能薬と言われています。
中国の漢方と並ぶ伝統医学、インドの「 アーユルヴェーダ 」の重要な薬木で、葉っぱ、花、樹皮、オイル、種がお薬になるとのこと!
この時代に薬効成分がある木を、どうやって見つけたのかとても不思議ですし、すごいと思いませんか?✨
「 歯木 」は、現在もインドやアフリカなどにあり、ニームは今も使われています。
味は苦みと渋みが口いっぱいに広がるそうですが…
機会があればぜひ試してみたいです🎶