歯ブラシの選び方3【毛先】
たけべ歯科スタッフです。
今朝はしょぼしょぼする目ときれいな空で、2月半ばなのに春の気配を感じました。
さて。引き続き歯ブラシの選び方についてで、今回は【毛先編】!!
毛先のカットは「ラウンド毛」・「先細毛」に分かれます。歯科で取り扱っているものもドラッグストアで売られているものも、大体がこの二つです。
1.「ラウンド毛」
いわゆる一般的な歯ブラシです。
〇 接地面積が大きく、プラーク除去に適している
・・・まっすぐカットされているように見えて、歯茎への刺激を少なくするために、実は丸型(ラウンド型)になっている
△ 毛先は歯周ポケットに入りにくい
2.「先細毛」
〇 歯と歯茎の境目(歯周ポケット)や歯間等、細かい部分を磨くことができる
〇 歯茎の腫れや出血がある方、歯周病予防や進行抑制におすすめ
△ プラーク除去には時間がかかるので、むし歯予防にはあまり適さない
3.ブラシ全体の形が「山型(ジグザグ)」
〇 横向きの動きでも、歯間や奥歯の溝を磨きやすい
△ 接地面が少ないため、他の箇所に磨き残しが出ることもある
どなたでも使いやすいのは、一般的な歯ブラシ【毛先がラウンド・ブラシ全体がまっすぐ】かと思います。効率よくプラーク除去できるので、むし歯のできやすい方にはこちらです!
歯と歯の間は、ジグザグ型のブラシでなくても、歯ブラシを縦に動かしたりデンタルフロスを使うことでもっときれいに磨けますよ。
むし歯と歯周病の両方が気になる方には ”朝・昼・夜はラウンド毛、夜だけ先細毛を追加” など、組み合わせる使い方がおすすめです。
先細毛にはまだ早かな?と迷われる方もいるかもしれませんが、歯周病が増える40代以降の方、歯みがきの時に出血する方はまさに使い始めるタイミングです!
この先の歯のために、お試しくださいね。
※たけべ歯科でも歯ブラシを購入可能です
・ ヘッドが薄いラウンド毛 1種類
・ 先細毛 3種類
・ 子ども用歯ブラシ 2種類
カウンターに置いています。
使い方や違いなど、ぜひお気軽にスタッフにお尋ねください。
とても青空がきれいな一日でした。
それでは良い週末をお過ごしください!!