乳歯は虫歯になっても大丈夫?
乳歯がむし歯になっても、どうせ永久歯に生え(萌え)替わるから別にいいか!と考えている方、いらっしゃいませんか? 残念ながら大丈夫ではなく、とても注意が必要です!
永久歯への影響
- むし歯のリスク
むし歯を放っておくと口の中のむし歯菌が多くなります。生え始めの歯はただでさえ弱くむし歯になりやすいのに、たくさんの菌の中にさらされてしまうということです。ですから、むし歯がないお口の中に比べ、永久歯が生えた時から既に、むし歯のリスクが大きくなってしまいます。
- 色や形
乳歯のむし歯が神経にまで達して更に悪化すると、乳歯の根の下に膿(バイ菌)が溜まります。そこには待ち構えている育ち盛りの永久歯があるので、バイ菌の影響を受けてしまい、黄色や茶色に変色したり、変形した永久歯が生えてくることがあります。
- 歯並び
乳歯がむし歯になって浸食され、小さくなったり抜歯すると、残った歯がその部分にじわじわと動いていきます。すると、永久歯が生えてくるスペースが狭くなり、歯並びがガタガタになってしまうのです。歯並びによっては、将来的には、磨き残しによるむし歯や歯周病にも関係してきます。
たけべ歯科は予防歯科治療をとても大切にしています。
永久歯を守るために乳歯を守る!
乳歯の時からしっかりケア!!
乳歯のむし歯も放置しないで、早期治療をしてくださいね。