だ液の正体は?
みなさん、こんにちは。GWはいかがでしたか?
天気も良く、気持ちのいい日が多かったですね。
私は、お墓参りや家で映画鑑賞など、家族でのんびりと過ごしました。
さて、今日は歯とは直接関係ない話ですが、歯とは切っても切れない関係『だ液』の基本についてです。
前回は『だ液のすばらしい力』の前に、そもそもだ液って何なのかをお伝えするべきでしたね!これもあまり知られていないかもしれません。
だ液の99%以上は水分でできています。(残りの1%足らずの中に 前回のブログ で触れた、免疫や抗菌、消化酵素等の大切な成分を含んでいます。)
それなら見た目通り、水分を摂ったらそのまま出てくる水・・・のような気がしませんか?
でもちょっと違うんです。
なぜなら、だ液は血液から作られているからです!
「体内に入ってきた水分→血液→だ液」と、血液は ” 唾液腺 ” というところで、だ液に作りかえられているのです。
このため、だ液には血液の成分が移行するので、最近では色々な検査に使われるようになってきています。苦痛もないので、身体にも精神的にも負担が少なくていいですよね。
地味なイメージだけど、まだまだすごい力を秘めてそうな ” だ液 ” 。
歯にとっても非常に大事なものなので、別の回でもう少しだ液についてお話できたらなと思います。