子どものフッ素塗布はいつまで?
こんにちは。たけべ歯科の周りでは、桜がそろそろ満開を迎えそうです。満開ももちろんきれいですが、暖かくなって段々と咲き始めてくるこの時期もいいものですね。
そして卒業の時期!
そんな今日は『歯医者でのフッ素塗布をいつ卒業するか』という問題についてです。
これには歯の仕組みが関係してきます。
乳歯・永久歯ともに生えたての歯は表面が柔らかくとてもデリケートな状態で、唾液中のミネラルを取り込みながら何年もかけて徐々に硬く強くなっていきます。
生えたての歯はむし歯の元となる”酸”にも弱く虫歯になりやすい反面、歯質を強化してくれるフッ素も取り込みやすい状態です!
生え始めから2年ほどが取り込みやすいと言われているので、赤ちゃんで歯が生え始め、乳歯から永久歯に生え変わり続ける時期がフッ素塗布に最適の期間ということになります。
6歳臼歯の後ろに第二大臼歯という歯が生えて永久歯が生え揃います。
これが12歳頃ですので、その後塗布を重ねていった中学卒業くらいまでの期間は、歯科医院でのフッ素塗布がとても効果的だと考えています。
新生活に入り慌ただしくなってしまう前に、是非検診とあわせてご予約ください。
お待ちしています♪